気候現象の名前だけで、日本のある日の天気まで決めることはできません。ミハルは現象と地域傾向の間に、確率の余白を戻します。
先に答え:エルニーニョは暖冬の保証ではない
エルニーニョは赤道太平洋中東部の海面水温が高い暖位相、ラニーニャは低い寒位相です。海だけでなく貿易風や降水など大気との結合を含みます。
ハコは「ENSOの状態」と「日本の季節結果」を別の箱へ入れます。前者は熱帯太平洋の海洋・大気現象、後者は多くの要因が重なった地域の天候です。
数字や制度の境界
ENSOは世界の天候傾向を変えますが、日本の一季節には偏西風、北極振動、インド洋など多くの要因が働きます。統計傾向は全地域・全日の保証ではありません。
架空例で暖冬の確率が平年より高まっても、寒い週や大雪がなくなるわけではありません。季節平均、地域平均、個々の日を同じ予報として扱いません。
見出しで起きる取り違え
監視機関は海域、基準期間、指数、持続月数を定めます。一か月の条件、数か月続くイベント、将来の発生確率を区別します。
発生確率70%は現時点の予測で、発生済みの認定ではありません。個別豪雨との関係は「天気と気候の帰属」、長期温度は「単年1.5℃と長期水準」で分けます。
元資料で確認する順番
公式の状態判定、対象季節、確率、地域別傾向の順で確認します。個々の豪雨はENSOだけでなく当時の気圧配置と帰属研究を見ます。
次のENSOニュースで見る五行
- 監視海域と指数
- 基準期間と持続条件
- 現況か発生確率か
- 対象季節・地域の傾向
- 他の気候要因と予報確率
覚え方: 赤道の海の話と、この冬の暖かさの話は、別の札。